行政機関のデータベースは、今もなお昭和、平成、令和が複雑に入り混じっている。昭和生まれの住民が令和の時代に手続きを行う際、システム内部でのデータ変換処理が必須となる。これが自治体のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)を阻む見えない壁になっているのだ。
「昭和100年問題」という言葉を聞いたことがあるだろうか。昭和換算で100年にあたる2026年を過ぎ、古いシステムが誤作動を起こすリスクが懸念されていた。2026年現在、幸いにも大きな混乱は報告されていないものの、エンジニアたちの裏での格闘は今も続いている。