事態が再び動き出したのは、今年に入ってからだ。ある匿名アカウントが、1980年代後半に学校内部で密かに録音されたとされる音声データをSNSに投稿した。そこには、教師や上級生が怒号を浴びせ、生徒が泣き叫びながら許しを請う生々しい声が記録されていた。
音声は瞬く間に拡散され、数百万回再生を記録。かつてのおぞましい記憶が、デジタルネイティブ世代にとっての「リアルな恐怖」として蘇った。これまで沈黙を守ってきた元生徒たちも、この投稿を機に「自分たちが体験した地獄を二度と繰り返してはならない」と、実名での告発に踏み切り始めている。