山口祥行を語る上で欠かせないのが、盟友であり『日本統一』の共同プロデューサーでもある本宮泰風の存在だ。二人の出会いは10代の後半にまでさかのぼる。互いにまだ何者でもなかった時代、夜の街やオーディション会場で顔を合わせるうちに、自然と意気投合したという。
「あいつがいたから、役者を辞めずに済んだ」と、後に山口はインタビューで語っている。仕事がない時期も、お互いの才能を信じ合い、いつか二人で日本のエンタメ界の頂点に立つことを誓い合った。その約束が結実したのが、2013年にスタートし、今や国民的Vシネマシリーズとなった『日本統一』である。画面から滲み出る二人の信頼関係は、演技を超えた本物の歴史が裏打ちしている。