女性の厄年の中で最も警戒されるのが数え年33歳の大厄(たいやく)です。「33=散々(さんざん)」という語呂合わせから不吉視されることもありますが、背景にはしっかりとした現実的な理由が存在します。
第一に挙げられるのが女性ホルモンバランスの変動と体力の低下です。20代の頃のような無理が利かなくなり、基礎代謝の低下、自律神経の乱れ、婦人科系疾患(子宮内膜症や子宮筋腫など)のリスクが顕在化しやすい年代に入ります。これが「女性の厄年に体調を崩す」と言われる最大の医学的要因です。
第二に、キャリアや家庭環境における社会的プレッシャーの集中です。職場での責任あるポジションへの昇進、結婚や出産、育児と仕事の両立など、生活環境が劇的に変わる時期と重なります。過労やストレスが蓄積し、結果として体調不良やトラブルを引き起こしやすくなる構図が、大厄の「何かが起こる」という実感につながっています。