株式市場における需給関係にも明確な変化の兆しが見られる。かつて楽天株はヘッジファンドなどによる「絶好の空売りターゲット」と化していた。モバイル事業の破綻懸念や増資による株式希薄化リスクを狙った売り崩しが頻発していたためだ。
しかし、業績の最悪期を脱したとの認識が広がるとともに、空売り残高は段階的に減少。国内外の主要証券会社による投資判断の引き上げや目標株価の上方修正が相次ぎ始めている。特に海外の長期保有型(ロングオンリー)機関投資家がポートフォリオへの組み入れを再開し始めたことは、株価の下値を強力にサポートする要因となっている。