浦安市花火大会における最大のボトルネックは、会場周辺の交通インフラと退場時の群集流動です。日の出・明海地区の埋立地は道路幅こそ広いものの、外部とを結ぶ幹線道路が限られており、イベント時には極端な交通集中が発生します。
浦安警察署および実行委員会の公式発表資料によると、当日は14時00分頃から21時00分頃まで会場周辺の広範囲で車両通行止めが実施されました。一般車両向けの臨時駐車場は一切用意されず、近隣の商業施設やタイムズ等のコインパーキングも早い時間帯から満車および入出庫制限が掛けられました。
公共交通機関を利用したアクセスにおける成否の分かれ目は以下の通りです。
- JR京葉線「新浦安駅」からの徒歩ルート:徒歩約25分〜35分。シンボルロードを直進するルートは歩道が広く確保されているものの、帰宅時は数万人規模が一斉に駅へ向かうため、歩行速度が極端に低下し、駅到着まで50分以上を要するケースが見られました。
- 新浦安駅発の専用シャトルバス・路線バス(東京ベイシティ交通):運行本数は増便されたものの、往路は夕方の混雑、復路はバス待ちの行列がピーク時に1時間を超える状況が発生。バス乗車を選択する場合は、フィナーレ直前に移動を開始するか、逆に会場周辺で一定時間待機してピークをずらす判断が求められました。