これほど多くの批判を浴びながら、なぜこの団体は存続し続けているのか。その背景には、強力な政治的コネクションが存在する。実は、実践倫理宏正会は政界、特に自民党を中心とする保守系議員とのつながりが非常に深いことで知られている。
選挙の時期になると、候補者が朝起き会に挨拶に訪れる光景は日常茶飯事だ。数百万人の会員を抱えるとされるこの団体は、政治家にとって無視できない「巨大な票田」なのだ。政治家は票が欲しい、団体は政治的な後ろ盾が欲しい。この持ちつ持たれつの関係がある限り、社会的な批判がどれだけ高まろうとも、団体が法的に規制されることはまずない。この構造的な闇が、一般市民の不信感をさらに増幅させている。