報道直後、双方の所属事務所が取った対応は意外なものだった。異例とも言える「完全スルー」である。公式な謝罪会見も減給処分も下されず、メディアでの追及も不可解なほど急速に収束していった。
ある大手芸能プロダクション幹部は、当時の舞台裏をこう明かす。「当時はAKB48もNEWSも主要番組やCMを多数抱えており、下手に事実関係を認めて降板騒動に発展させるわけにはいかなかった。巨大なビジネスを守るため、関係者の間では『これ以上触れない』という強力な暗黙の了解が形成されていたのです」。表に出なかったこの手打ちこそが、報道の裏に隠された最大の真実であった。