定期券の更新において、最もトラブルや混雑が発生しやすいのが「通勤」と「通学」のルールの違いだ。ここを取り違えると、せっかくのネット予約も足止めを食らうことになる。
通勤定期乗車券の場合、手元にあるカードの継続購入であれば、新規購入を含めて定期券発売機でスムーズに完結する。通用開始日の14日前から購入可能なため、3月中旬から下旬の比較的空いている時期に前もって手続きを済ませておくのが鉄則だ。
一方、注意が必要なのは通学定期乗車券だ。学生証や通学証明書の確認が必須となるため、従来は窓口での目視確認が基本だった。現在では事前予約システム上で通学証明書類をアップロードし、オンラインで承認を得る仕組みが整備されている。ただし、承認には一定の日数がかかる場合があるため、新学期直前の4月上旬に慌てて申請すると、通学初日までに手元に届かないという事態に陥りかねない。3月中の早期申請が明暗を分ける。