長時間冷たさを維持したい場合、解凍のプロセスにも工夫が必要だ。凍ったボトルをそのままタオルで包むのも悪くないが、保冷バッグの中に密閉し、直接冷気を逃さない工夫を施すことで保冷効果は格段に長持ちする。また、スポーツドリンクなどを凍らせる際に注意したいのが「濃縮現象(氷の晶析)」という意外な落とし穴である。
最初に溶け出してくる液体には糖分やミネラル分が多く含まれるため、飲み始めは非常に味が濃く、後半になると味がほとんどない氷だけが残ってしまう。これを防ぐためには、凍らせる前に一度よく振って成分を均一にしておくか、前述の「半分凍らせてから液体を後から注ぐ」テクニックを実践するのが最も効果的だ。