「自分の本籍地が分からない……」と提出期限の間際になって焦る必要はありません。公的機関の長い待ち時間に耐えることなく、即日で本籍地を特定する方法として極めて実用性の高い裏ワザが主に3つ存在します。現在置かれている状況や手元にある身分証に合わせて最短のルートを選択してください。
最速の手段は、手元にあるスマートフォンで運転免許証ICチップ読み取りを行う方法です。2010年以降に全国導入された現行のIC運転免許証には、券面から消えた本籍地データがICチップ内部に厳重に記録されています。NFC(近距離無線通信)対応のスマートフォンに無料の「運転免許証リーダー」アプリをインストールし、免許証をかざして交付時に設定した暗証番号(4桁×2組)を入力するだけで、画面上に一瞬で本籍地が表示されます。所要時間はわずか1分、費用も一切かかりません。
「暗証番号を忘れてしまってICチップが開けない」「運転免許証を持っていない」という方にとっての決定打となるのが、マイナンバーカードによるコンビニ交付を利用した本籍地記載の住民票の取得です。ここで多くの人が陥りがちなのが「コンビニで戸籍謄本を出そうとして事前利用登録の壁にぶつかる」という罠です。本籍地の戸籍謄本を他自治体からコンビニ交付で取り寄せるには数日間の事前申請が必要ですが、現在住んでいる自治体の住民票であれば、事前登録なしで全国のコンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート等)のマルチコピー機から即座に発行できます。
マルチコピー機の画面で証明書交付を選択し、マイナンバーカードをセットして利用者証明用暗証番号(数字4桁)を入力します。発行手続きの途中で必ず出現する「本籍地・筆頭者の記載」の選択肢で「記載あり」を選択してプリントアウトしてください。印刷代(自治体により200円〜300円程度)はかかりますが、出力された住民票の左上に正式な本籍地と戸籍の筆頭者氏名が一言一句違わず記載されており、公的な証明力を持つ書類として即座に手に入ります。
さらに、マイナンバーカードを保有している場合は、政府の行政ポータルサイト「マイナポータル」の活用も選択肢に入ります。マイナポータルへログイン後、「わたしの情報」から「戸籍関係情報」の照会を行うことで、オンライン上で自身の本籍地データを確認できる環境が整いつつあります。役所の閉庁時間や深夜・早朝であっても、自宅にいながら指先一つで解決可能です。