美沙子さんの素顔を紐解く上で欠かせないのが、高校時代に遡る2人のドラマチックな出会いです。石川県のサッカー名門・星稜高校でエースとして名を馳せていた本田圭佑が、他校である金沢西高校のサッカー部マネージャーを務めていた美沙子さんに一目惚れしたエピソードは、ファンの間でも伝説として語り継がれています。
練習試合で相手チームを大差で破った直後、本田圭佑はベンチにいた美沙子さんのもとへ歩み寄り、「付き合ってくれ」とストレートに告白したというエピソードは、当時の関係者や本人の回想でも広く知られています。勝負に勝ったその足で迷わず想いを伝えたという行動力は、まさに彼らしいエピソードと言えます。
高校卒業後、美沙子さんは保育士としてのキャリアを歩み始めました。彼女の実家は石川県内にあり、堅実で落ち着いた家庭環境で育ったことが報じられています。本田圭佑の年齢と同じ学年(同級生)であり、プロ入り後に名古屋グランパスからオランダのVVVフェンロへ移籍した2008年、22歳の若さで2人は婚姻届を提出しました。
未知の海外挑戦という激動の時期に、保育士の仕事を辞めて単身オランダへと渡り、慣れない異国の地で食事管理や生活全般を支え続けた美沙子さんの覚悟は、その後の本田圭佑の飛躍を語る上で欠かせない土台となりました。