一度はステージを去った都はるみを再び音楽の世界へと呼び戻し、公私ともに最も深い絆で結ばれていたのが、元レコード会社敏腕プロデューサーの中村一好氏です。二人は1989年の歌手復帰以降、二人三脚で音楽活動を展開し、入籍はしないものの実質的な夫婦として事実婚関係を築いていました。
中村氏はプロデューサーとして都はるみの新たな魅力を引き出し、復帰後のヒットを数多く創出。しかし、2008年に中村氏が滞在先のホテルで急逝(自死)するという悲劇が襲います。長年連れ添った最愛のパートナーの突然の死別に、都はるみが受けた衝撃と悲嘆は計り知れず、しばらくの間深い喪失感に包まれることとなりました。