グループの精神的支柱であり、先陣を切って兵役を終えたJIN(キム・ソクジン)は、持ち前の温かみあるボーカルと親しみやすい人間味で、復帰の狼煙を上げた。バラエティやソロステージで見せる堂々たる立ち居振る舞いは、長男としての頼もしさをこれまで以上に際立たせている。
リーダーのRM(キム・ナムジュン)は、知性と詩情が交差する独自の音世界をさらに研ぎ澄ませた。美術や哲学に対する飽くなき探求心はリリックの端々に宿り、グループのクリエイティブに圧倒的な深みを与えている。彼の紡ぐ言葉は、国境や言語の壁を越えて聴き手の琴線に鋭く刺さる。
プロデューサーとしても傑出した手腕を持つSUGA(ミン・ユンギ)は、内省と激情を行き来するサウンドメイクで音楽的骨格を支える。Agust D名義のソロ活動で培った荒削りなエネルギーを、グループの新たなグルーヴへと見事に昇華させている。
そして、ダンスとステージディレクションの要であるJ-HOPE(チョン・ホソク)は、ストリートカルチャーとポップアートを融合させた唯一無二のビジョンを提示し続ける。除隊後も衰えることのないリズム感と陽のエネルギーは、チーム全体の士気を底上げする起爆剤だ。