モデルとしての絶大な影響力は、コスメティック産業そのものを塗り替える力へと昇華していった。ベースメイクブランド「CandyDoll」の立ち上げは、その象徴だ。
株式会社コージー本舗をはじめとする製造現場に何度も足を運び、ミリ単位の色味やテクスチャーにこだわり抜く姿勢は、タレントプロデュースの枠を遥かに超えていた。誰よりも早く「透明感」や「トーンアップ」の重要性に着目し、アジア全域のコスメトレンドを先導した功績は計り知れない。
「自分が本当に使いたいもの、自分を救ってくれるものしか作らない」。その徹底したリアリズムが、何年経っても色あせない製品力と、彼女自身の説得力あるビジュアルを支えている。