検索サイトで散見される「産業技術短期大学はやばい」という噂の真相を探ると、ネガティブな要因ではなく、他大学を圧倒する就職実績の凄まじさに起因していることが判明します。実質的な就職希望者に対する就職決定率は毎年ほぼ100%を記録しており、不況期であっても求人倍率が学生1人あたり数十倍に達する年度も珍しくありません。
この規格外の強さを支えているのが、同校の設立母体である一般社団法人日本鉄鋼連盟の存在です。1962年、日本の基幹産業である鉄鋼業界が「世界に通用する優秀な実践技術者を育成する」という明確な目的のもと、関西の有力企業とともに設立しました。日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所をはじめとする鉄鋼大手はもちろん、関西電力、三菱電機、ダイキン工業、パナソニックグループなど、日本を代表するトップメーカーへの就職ルートが確立されています。
大学のキャリアセンターによる個別指導も徹底しており、履歴書の添削から模擬面接、企業別の試験対策までマンツーマンでサポート。大企業が「即戦力となる若手技術者」を求めて直接求人を寄せる好循環が、半世紀以上にわたって維持されています。