華やかなテレビの世界で活躍する天達だが、そのキャリアの原点は意外な場所にある。若き日にファミリーレストランの厨房や店長業務に携わっていた際、「明日の天候によって仕入れる食材の量や客足が劇的に変わる」という現実に直面したことが、気象の世界へ足を踏み入れる直接の引き金となった。
合格率わずか数パーセントといわれる難関の気象予報士国家試験。仕事を続けながらの受験勉強は決して平坦ではなく、幾度もの不合格を経験しながらも決して諦めなかった。やがて株式会社三桂への所属を契機に本格的なキャスター活動をスタートさせた彼の根底には、机上の空論ではない「市井の人々の生活実感を肌で知る強み」が確かに息づいている。