干し芋をしばらく置いていると、表面が真っ白に粉を吹いたようになることがあります。「これってカビ?」と不安に思う方も多いですが、ほとんどの場合はサツマイモ自体の糖分(麦芽糖)が結晶化して浮き出たものです。干し柿の表面に付く白い粉と同じ原理で、むしろ十分に甘みが乗っている証拠でもあります。
見分け方のポイントは以下の通りです。
- 糖分の白い粉:表面に均一に薄く広がり、触るとサラサラしていて甘い香りがする。
- カビ:綿毛のようにフワフワと立体的に盛り上がっている。白以外に青、緑、黒などの斑点状に変色し、酸っぱい異臭やカビ臭がする。
また、紅はるかは水分量が多いため、常温放置するとカビが発生しやすいデリケートな食品です。美味しく長持ちさせるための保存テクニックを押さえておきましょう。
開封前であっても基本は冷蔵保存を推奨します。すぐに食べ切れない場合は、1枚ずつラップで隙間なく包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫で保管してください。冷凍しても糖度が高いため完全にはカチカチにならず、約3〜6ヶ月間は風味を損なわずにキープできます。食べるときは自然解凍するだけで、もっちりとした食感がそのまま蘇ります。