当編集部が実施したユーザー動向の調査データおよびコミュニティ検証から、実際の利用現場で見えてきたリアルな評価と課題を整理します。
まず肯定的な評価として圧倒的に多いのが、「ワンセグ非搭載のiPhoneや最新Androidでもアンテナ不要で鮮明な映像が見られる手軽さ」です。一人暮らしを機にテレビを置かず、チューナーレスTV対応アプリをインストールした大型モニターでTVerやNHKプラスを鑑賞する若年層からは、「NHKの受信料負担や設置スペースの制約から解放された」という声が多数挙がっています。
一方で、熱心なスポーツファンやリアルタイム実況を好む層からは根強い不満の声も聞かれます。サッカー日本代表戦やプロ野球の優勝決定戦などにおいて、「X(旧Twitter)で得点シーンの歓声が流れてきた30秒後に、アプリ上の画面でシュートが入った」というタイムラグによるネタバレ体験です。また、高画質な動画ストリーミングを生で受信し続けるため、1時間あたり約1GB〜1.5GBの高速データ通信量を消費する点も、ギガ無制限プラン未加入のユーザーにとっては無視できないハードルとなっています。