検索エンジンやSNSで「大谷翔平 娘」と入力すると、関連ワードに「最近の写真」や「画像」といったサジェストが並びます。実際に投稿を確認すると、大谷選手が笑顔で抱き上げる生後数ヶ月ほどの赤ん坊の写真や、ベンチ裏で撮影されたとされる家族スナップが散見されます。
しかし、結論から申し上げますと、大谷翔平選手に娘が誕生したという事実や、娘の実在する写真は存在しません。現在ネット上で拡散されている画像は、大きく分けて次の3パターンに分類されます。
第一に、画像生成AI(MidjourneyやFluxなど)によって作られたディープフェイク画像です。大谷選手や真美子夫人の顔立ちの特徴を学習させたAIが、架空の赤ちゃんとのスナップ写真を極めて自然に生成し、海外のバイラルアカウントが再生数・インプレッション稼ぎのために投稿したものが発端となっています。
第二に、ドジャースのチームメイトやスタッフの子どもと触れ合う写真の誤認・悪用です。ドジャースタジアムでは試合後や優勝セレモニーなどで家族がグラウンドに降りる機会が多く、フレディ・フリーマン選手やウィル・スミス選手ら同僚の子どもを大谷選手があやしている微笑ましい写真が、「大谷翔平の子供の写真」とキャプションを付け替えられて拡散されたケースです。
第三に、大谷選手の親族や知人の子どもを抱いた過去のプライベート写真の切り抜きです。過去に日本で撮影された知人の子どもとの記念撮影などが掘り起こされ、あたかも「最近生まれた我が子」であるかのように仕立て上げられていました。