彼の神対応は、北米の球場だけにとどまらない。日本中に熱狂を巻き起こしたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の舞台でも、相手チームの選手たちに対するリスペクトに満ちた行動が大きな話題となった。格下の対戦国であっても惜しみない称賛を送り、試合後には記念撮影やユニフォーム交換に快く応じる姿勢は、国際大会の価値を大きく高めた。
毎年夏に開催されるMLBオールスターゲームのレッドカーペットショーでも、大谷の周りには常に人山ができる。集まったファン一人ひとりに視線を合わせ、可能な限りのサインに応じる姿勢は、他のスター選手からも一目置かれている。世界最高峰の舞台で見せる振る舞いは、野球という競技の垣根を越えて多くの人々に勇気を与え続けている。