砂かぶり席で観戦するにあたり、明確な明文化されたドレスコードは存在しないものの、「神事としての相撲の尊厳を乱さない服装」が暗黙の了解として求められます。
特にテレビカメラに映る向正面の溜席では、派手すぎる奇抜なコスプレや巨大な帽子、メッセージ性の強い看板などは周囲の観客やテレビ視聴者の妨げとなるため避けるのが鉄則です。多くの著名人がスーツや清潔感のあるシャツ、あるいは和装(着物)で観戦に臨むのは、土俵に対する伝統的な敬意の表れです。
応援マナーに関しても、取組中に立ち上がって視界を遮る行為や、力士が仕切りに入って静寂が求められる瞬間の過度な大声はマナー違反とみなされます。土俵上の攻防を静かに見守り、良い相撲に対して惜しみない拍手を送ることこそが、砂かぶり席に座る者にふさわしい観戦作法です。