知的好奇心を満たした後に待っているのが、院内ならではの固有種と農産物に裏打ちされた食体験です。施設内のメインダイニングである「レストランいんない」では、他所の道の駅ではめったにお目にかかれない個性的なメニュー群が舌を唸らせます。
筆頭に挙げられるのが、清流の伏流水で丹念に泥抜きと養殖が行われている「どじょう料理」です。かつて水田地帯の貴重なタンパク源だったどじょうは、骨が柔らかく癖のない白身が特徴。香ばしく揚げられた「どじょうの唐揚げ」や「どじょう天丼」、甘辛いタレでじっくり煮込まれた「どじょう南蛮」は、泥臭さが一切なく、滋味あふれる香りとサクサクした食感が際立ちます。高タンパク・低脂質でカルシウムや鉄分が豊富な健康食としても再評価が進んでいます。
もう一つの主役が、爽やかな香気と鮮烈な酸味が自慢の「院内ゆず」です。ランチタイムには、ゆず果汁とピールを贅沢に利かせた特製スープが胃袋を温める「ゆずちゃんぽん」や、のどごしの良い「ゆずうどん」が大人気を博しています。そして食後のデザートとして外せないのが、物産館スナックコーナーで販売されている「ゆずソフトクリーム」です。濃厚なミルクのコクを突き抜ける柑橘の清涼感が絶妙で、ドライブで疲労した脳を心地よくリフレッシュしてくれます。
物産フロアのお土産コーナーには、朝採れの新鮮野菜に加え、地元農家が手仕込みする無添加の「ゆず胡椒」、香り高い「ゆずドレッシング」「ゆずポン酢」、さらには「ゆず羊羹」やジャムといった加工品が所狭しと並びます。生産者の顔が見える確かな品質が、リピーターの購買意欲を強く刺激しています。