在野の研究者としてスタートした今尾氏ですが、その卓越した見識は公的機関や学術組織からも高く評価されています。一般財団法人日本地図センターの客員研究員や相談員を務めるほか、日本国際地図学会の役員として地図文化の発展に寄与してきました。
国土地理院が保有する貴重な旧版地形図のデジタルアーカイブ化や、地図展の企画・監修など、次世代へ地図遺産を継承するための取り組みにも深く関与。学会員としての専門的な立場と、一般読者を惹きつけるライターとしての橋渡し役を担い、日本の地図学(カルトグラフィー)のすそ野を広げ続けています。