Q1:帝国陸軍の階級で「元帥」とはどのような役職だったのですか?
A1:元帥は階級ではなく、大将の中から軍事に抜群の功績があった者に与えられた「称号(元帥陸軍大将)」です。元帥府に列せられ、天皇の最高軍事顧問としての栄誉職でした。
Q2:陸軍と海軍で同じような航空機を別々に製造していたのは本当ですか?
A2:事実です。例えば陸軍の「一式戦闘機(隼)」や「四式戦闘機(疾風)」に対し、海軍は「零式艦上戦闘機」や「紫電改」を開発しました。エンジンや搭載火器の規格も異なり、三菱重工業や中島飛行機などの民間航空機メーカーは、陸海軍双方からの別々の要求と仕様変更に追われ、量産効率を著しく損ねました。
Q3:陸軍士官学校と陸軍大学校の違いは何ですか?
A3:陸軍士官学校は旧制中学等を卒業した生徒が入学し、少尉(初任将校)となるための基礎教育機関です。一方、陸軍大学校は士官学校を卒業して部隊勤務を経験した優秀な中尉・大尉から選抜され、参謀や高級司令官を養成する最高峰の教育機関でした。
Q4:終戦時、帝国陸軍はどのようにして解体されたのですか?
A4:1945年8月のポツダム宣言受諾後、大本営は廃止され、陸軍省は同年11月に「第一復員省」へと改編されました。外地に展開していた数百万人の将兵の復員・送還業務および残務処理を行い、1947年に復員庁が解体されたことで、帝国陸軍は名実ともに歴史の幕を閉じました。