渡辺徹さんが体調の異変を訴えたのは、亡くなる約1週間前の2026年11月20日のことでした。発熱や激しい腹痛などの症状が現れたため医療機関を受診したところ、細菌性胃腸炎と診断されて即座に入院治療が開始されました。
当初は一般的な胃腸炎の治療が行われていましたが、数日のうちに細菌が血流に乗って全身へと広がり、敗血症へと急速に進行。数日後には集中治療室(ICU)での人工呼吸器管理などを余儀なくされるほど容態が急変しました。そして入院からわずか8日後の11月28日午後9時1分、都内の病院で息を引き取りました。
病室で迎えられた渡辺徹さんの最後の様子について、長男の渡辺裕太さんは後の会見で「苦しむことなく、家族が見守るなかで静かに眠るように旅立った」と明かしています。直前まで舞台の稽古に励み、精力的に仕事をこなしていた中での突然の別れは、ご家族にとっても受け入れがたい急展開でした。