かつてのアングラなイメージを払い清め、占いをポップなエンターテインメント兼ライフハックへと押し上げた背景には、星ひとみやゲッターズ飯田といったメディア露出の高いトップ鑑定士の存在がある。彼らがテレビ番組で見せる「生年月日や姓名からズバリと言い当てる圧倒的な説得力」は、視聴者に強い衝撃を与えた。
「自分も本当の自分を知りたい」「あのレベルの鑑定を地元で受けられないか」。そうした大衆の欲望が、実力派の宝庫である関西圏へと向けられたのは自然な流れだった。有名鑑定士が提唱するオリジナルな運勢周期の考え方は、今や若年層から中高年層まで共通の会話ツールとなり、対面鑑定の現場においても共通言語として機能している。