プラスチックカッターを使用する際、最も多い失敗が「力任せに押し切ろうとして板を割ってしまう」ケースです。塩ビ板やアクリル板をまっすぐ美しく仕上げるための基本手順を押さえておきましょう。
- 金属製定規をしっかり固定する:プラスチック製の定規は刃が食い込んで削れてしまうため、必ずステンレス定規や金属補強付き定規を使用します。滑り止めとしてマスキングテープで固定すると安定します。
- 最初は軽い力でガイドラインを引く:最初から力を入れると刃が滑って表面に傷がつきます。1〜2回目はなぞる程度の力加減で、浅い筋をつけます。
- 均一な力で手前に引いて溝を彫る:ガイドができたら、刃を寝かせすぎず立て気味にして手前に引きます。削りカスが連続して出てくるのを確認しながら、板の厚みの3分の1から半分程度まで溝を深くしていきます。
- 作業台の端を使ってパキッと折る:溝を彫った面を上にし、机の角などに溝のラインを合わせます。板を手でしっかり押さえ、反対側の端を下に押し込むように瞬間的な力を加えると、溝に沿って綺麗に割れます。
- 切断面のバリを整える:割った直後の断面は鋭利になっているため、紙やすり(400番〜800番程度)やカッターの背を使って面取りを行います。