鶏胸肉のプリン体は多い?尿酸値を上げない食べ方と痛風リスクの真相

鶏胸肉のプリン体は多い?尿酸値を上げない食べ方と痛風リスクの真相

鶏胸肉のプリン体は多い?尿酸値を上げない食べ方と痛風リスクの真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

日本痛風・尿酸核酸学会の『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』によると、食事から摂取するプリン体 1日の摂取目安量は400mg以下と定められています。食品100gあたりのプリン体含有量において、50mg以下が「極めて少ない」、50〜100mgが「少ない」、100〜200mgが「普通(中程度)」、200〜300mgが「多い」、300mg以上が「極めて多い」と分類されます。

文部科学省の食品成分データベースおよび専門研究機関の分析値を照らし合わせると、鶏胸肉 プリン体 含有量は100gあたり約141.2mgです。この数値は「中程度」に属し、一見すると危険には見えません。しかし、他の肉類や部位と比較したとき、意外な事実が浮かび上がってきます。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価鶏胸肉(皮なし)約141.2mg / 100g中程度(100〜200mg)1枚(約250〜300g)食べると約350〜420mgに達し、1日の目安量(400mg)を単体でオーバーする。ささみ約153.9mg / 100g中程度(100〜200mg)ささみ 鶏胸肉 プリン体 比較では、ささみの方が高密度で細胞数が多いためプリン体含有量がわずかに高い。鶏もも肉(皮なし)約119.7mg / 100g中程度(100〜200mg)鶏もも肉 プリン体は胸肉より低い。脂質はやや多いものの、プリン体管理の観点では胸肉より優位。鶏皮約82.3mg / 100g少ない(50〜100mg)鶏皮 プリン体 カロリーの面では、プリン体こそ低いが脂質とカロリーが極めて高いため肥満起因の尿酸値上昇を招く。鶏レバー(肝臓)約312.2mg / 100g極めて多い(300mg以上)内臓系は細胞分裂が盛んなため危険域。高尿酸血症患者は原則として厳格な摂取制限が必要。豚ロース / 牛ヒレ約70〜90mg / 100g少ない〜中程度豚肉や牛肉の赤身部位の方が、実は100gあたりのプリン体含有量自体は鶏胸肉より少ないケースが多い。

データが明確に示す通り、鶏胸肉は豚や牛の赤身肉よりも100gあたりのプリン体が多く含まれています。これは筋肉繊維の密度が高く、細胞核(DNA・RNA)の数が多いためです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。