後継問題の背景にある最大の影、それが政治資金パーティー裏金問題だ。自民党全体を揺るがした不祥事の嵐は、和歌山の支持者たちの足元をも大きく揺さぶった。長年、二階派を支えてきた熱心な支援者でさえ、「説明責任が果たされていない」と不満を募らせている。
不透明な資金の流れに対する批判は冷めやらず、選挙戦において「政治改革」の旗印をどう掲げるのかが大きな課題として立ちふさがる。クリーンな政治を求める世論の高まりに対し、旧態依然とした集票スタイルのままで乗り切れるのか。地元支持層の足並みは決してみ乱れていないわけではない。