近年、ファッションだけでなく下着選びでも重視されているのが「骨格診断」の理論です。骨格構造(肋骨の断面形状や筋肉・脂肪のつき方)は、バストの位置と見え方に直結しています。
1. 骨格ストレート:上重心で立体感があり、実サイズ以上に見えやすい
骨格ストレートの最大の特徴は、胸郭(肋骨)に厚みがある「筒型(丸胴)」の身体構造です。バストトップの位置が高く、デコルテ部分からハリのある肉感的な脂肪がついています。そのため、同じCカップであっても前に突き出すような立体的なシルエットになりやすく、服の上からでも「D〜Eカップに見える」ケースが多々あります。谷間も自然にできやすい反面、太ると上半身にボリュームが集中して着太りしやすい傾向を持ちます。
2. 骨格ウェーブ:下重心で平胴のため、数値より小さく見えやすい
骨格ウェーブは、肋骨が前後に薄く横に広い「平胴(ひらどう)」の骨格構造を持っています。バストトップの位置が低く、鎖骨の下からバストトップまでの距離が長いため、デコルテが削げたように見えがちです。脂肪が柔らかく横へ流れやすいため、測定上の数値がEカップやFカップあったとしても、視覚的には「B〜Cカップ程度に見える」という深刻なギャップを抱えやすいのが特徴です。
3. 骨格ナチュラル:フレーム感が際立ち、スタイリッシュな印象
骨格ナチュラルは、骨や関節のフレーム感がしっかりしており、鎖骨やあばら骨の凹凸が目立ちます。肉感的な柔らかさよりも骨格の直線が際立つため、バスト自体の主張は控えめになり、スタイリッシュでモードな見え方になります。厚みのあるブラを着用しても嫌味のないヘルシーな印象を作れる一方、ワイヤーが骨に当たりやすいというフィッティング上の課題があります。