言葉遊びだけでなく、献立決めや食の雑学としても役立つよう、主要な4つのカテゴリーに分けて深掘りしていきます。
1. ふから始まるお菓子・スイーツ
お菓子のジャンルでは、昔ながらの駄菓子と、パティスリーに並ぶフランス発祥の洋菓子が共存しています。
素朴な甘さで親しまれる「ふ菓子」がある一方、洋菓子界には「フィナンシェ」「フロランタン」「フォンダンショコラ」など、洗練された焼き菓子やチョコレート菓子が豊富です。ただし、これらは語尾が「ん」で終わるケースが極めて多いため、しりとりで使用する際には細心の注意が求められます。安全策を取るなら、冷菓の「フルーツパフェ」や、家庭のデザートとして親しまれる「フルーチェ」を思い浮かべると安心です。
2. ふから始まる野菜・山菜
大地の恵みを感じさせる野菜・山菜の領域では、日本古来の野草文化が色濃く反映されます。
筆頭に挙げられるのが、特有のほろ苦さと清々しい香気を持つ「ふきのとう」と、煮物や炒め物に欠かせない「ふき」です。また、西洋野菜に目を向けると、魚料理のハーブとして知られる「フェンネル(ウイキョウ)」や、沖縄料理で重宝される「フーチバー(よもぎ)」、さらには葉野菜の「ふだん草(スイスチャード)」など、食通を唸らせる食材がいくつも存在します。
3. ふから始まる料理・郷土の味
メインディッシュから家庭のおかずまで、料理のバリエーションも多彩です。
冬の味覚の王様である「ふぐ料理」や、ご飯が何杯でも進む「ふりかけ」は誰もが認める日本の味です。世界の料理に目を向ければ、米粉麺を使ったベトナムの国民食「フォー」、ホワイトソースで肉を煮込んだフランスの家庭料理「フリカッセ」、とろけるチーズを絡めるスイスの「フォンデュ」、そして子供から大人まで大好きな「フライドチキン」や「フライドポテト」が挙げられます。
4. ふから始まる果物・フルーツ
「ふから始まるフルーツ」は、しりとりでも特に難易度が高い盲点ゾーンです。
最も身近なのは、日本のりんご生産量の約半数を占める主力品種「ふじ」でしょう。さらに輸入フルーツや専門店で見かける果実として、パイナップルとグァバを合わせたような芳香を持つ「フェイジョア」、木苺のフランス名である「フランボワーズ」、まるでキャビアのような粒が弾ける「フィンガーライム」などがあります。これらを咄嗟に口にできれば、言葉の引き出しの多さで周囲を一目置かせること間違いありません。