ネット上で囁かれる「ガリガリ君梨」にまつわる噂について、取材データに基づきファクトチェックを行います。
誤解①:通年販売にしないのは赤城乳業の出し惜しみである?
これは完全な誤解です。通年販売を行わない最大の理由は、和梨果汁の原料調達と消費者の季節需要のマッチングにあります。和梨の風味は高温多湿な日本の夏から初秋にかけて最も美味しく感じられるよう設計されており、冬場に需要が落ち込むアイスキャンディーの特性上、季節を限定して生産ラインを集中稼働させる方が品質・鮮度ともに最高水準を維持できるためです。
誤解②:コンビニで見つからない場合はもう手に入らない?
これも事実とは異なります。コンビニは回転が早い反面、売り切れ後の再入荷が止まりやすい傾向にあります。一方で、郊外型の大規模スーパー、地方系ドラッグストア、業務系スーパーなどは、物流倉庫にまとまった在庫を確保しているケースが多く、9月に入ってコンビニから姿を消した後も冷凍棚に残っている確率が極めて高くなります。