日本肥満学会やWHOの基準において、BMIが18.5未満は「低体重(痩せ型)」に分類されます。特にBMIが16〜17を下回るレベルになると、外見上の問題だけでなく命に関わる様々な機能障害を引き起こすリスクが高まります。
骨張った体型に伴う健康リスクとして真っ先に挙げられるのが、基礎筋力の著しい低下と免疫不全です。筋肉や皮下脂肪が極限まで減少すると体温調節が困難になり、わずかな感染症でも重症化しやすくなります。若年層であっても骨密度が著しく低下し、早期に骨粗鬆症を発症して骨折を繰り返す事例も報告されています。
急激な体重減少には、自覚のない重大な病気が隠れている可能性も否定できません。以下のような兆候が見られる場合、放置は禁物です。
【見逃してはならない痩せすぎと病気のサイン】
- 内分泌系の異常:甲状腺機能亢進症(バセドウ病)などによる代謝の異常亢進
- 消化器系の疾患:潰瘍性大腸炎やクローン病、重度の吸収不良症候群
- 代謝性疾患:インスリンの分泌不全を伴う糖尿病の発症初期
- 慢性疲労とメンタルの変調:副腎疲労やうつ状態に伴う食欲中枢の機能低下