【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃はなぜ強い?特殊体質の真相と伊黒小芭内との切ない結末

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃はなぜ強い?特殊体質の真相と伊黒小芭内との切ない結末

【鬼滅の刃】甘露寺蜜璃はなぜ強い?特殊体質の真相と伊黒小芭内との切ない結末について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

甘露寺蜜璃の物語を語る上で、蛇柱・伊黒小芭内との関係性(通称:おばみつ)は最大のハイライトです。 蜜璃が隊服の露出度に恥じらっていることを察して緑の縞模様のニーハイソックスを贈るなど、寡黙で人間不信の強い伊黒が唯一心を許し、誰よりも大切に想っていたのが蜜璃でした。蜜璃にとっても、文通を重ね、食事を共にし、自分を特別な女性として扱い続けてくれる伊黒は、かけがえのない精神的支柱となっていきました。 しかし、二人の恋路は過酷を極める最終決戦(無限城〜無惨戦)へと飲み込まれていきます。 鬼舞辻無惨の圧倒的な力の前に、蜜璃は左耳から頬にかけてを削ぎ落とされる重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされます。「私なんの役にも立たなかった、ごめんなさい」と泣きじゃくる蜜璃に対し、伊黒は彼女を安全な場所へ預け、自らの命を捨てて無惨を食い止めるべく戦場へ戻りました。 夜明けを迎え、無惨が消滅した後の原作第200話「勝利の代償」。瓦礫の中で致命傷を負い、事切れる寸前の二人は静かに寄り添い合います。 「伊黒さん、私…私、伊黒さんが好き」 「生まれ変わったら、また人間に生まれ変われたら、私をお嫁さんにしてくれる?」 痛覚すら失われゆく暗闇の中で告げられた蜜璃の告白に、伊黒は涙を流しながら答えます。「勿論だ。君が俺でいいと言ってくれるなら、絶対に君を幸せにする。今度こそ死なせない、必ず守る」と。自らの忌まわしい血筋と過去に苦しみ、「無惨を倒して綺麗な体で生まれ変わらなければ、君の隣には立てない」と自制し続けていた伊黒の魂は、蜜璃の無償の愛によって最期に救済されたのです。 この切なすぎる別れは、最終話(第205話)の現代編において最高の形で報われることになります。二人は現代の東京で定食屋を営む夫婦として転生を果たし、山盛りの定食を仲睦まじく提供する姿が描かれ、読者に深い感動と救いをもたらしました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。