あれほど象徴的だった中野の豪邸を、なぜ手放さざるを得なかったのか。その自宅売却の理由には、2018年秋に相次いだ「日本相撲協会からの退職」と「河野景子さんとの協議離婚」という人生の大きな転換点が直結しています。
当時、敷地と建物には金融機関や関係先からの多額の根抵当権が設定されており、維持管理費用や固定資産税だけでも年間数百万円単位の負担が発生していました。相撲部屋を畳み、夫婦関係に終止符を打ったことで、巨大な建物を維持する物理的・経済的理由が消失。資産整理および財産分与を円滑に進めるため、売却という決断に至ったと見られています。
市場関係者や不動産登記の情報によると、豪邸の売却価格はおよそ1億8,000万円前後で取引されたと報じられています。かつて億単位の抵当が設定されていた土地柄ですが、築年数の経過や特殊な建物構造もあり、土地代を主とした現実的な評価額でディベロッパー等へ引き渡されました。現在、その広大な敷地は解体され、複数の戸建て住宅が並ぶ閑静な住宅街へと完全に生まれ変わっています。