教育現場やペン字指導の現場取材において、特に大人層で間違いが頻発しているのが「我」のパーツです。「羊の書き順」については、点から入って横画を3本引いた後に縦画を通すという基本ルールが定着していますが、「我の書き順」は長年の癖で自己流に崩れている人が目立ちます。
代表的な誤答例として、「7画目の短い左払い」を飛ばして先に横画を引いてしまうパターンや、11画目の長い反り線の前に右上の点を打ってしまう事例が挙げられます。漢字検定などの採点基準においても、筆順の取り違えは減点や不正解の対象となるため、正確な順序の把握が欠かせません。
また、上部の羊部首に関しても、単体の「羊」を書く感覚で第6画の縦線を下に突き抜けて書いてしまうミスが多く見られます。下の「我」と衝突しないよう、第6画は第5画の長い横線でピタリと止めるのが、伝統的な文字形態の標準です。