変化の波は都市部よりもむしろ過疎化が進む地方部で顕著だ。全国で相次ぐガソリンスタンドの閉店に伴い、給油のために数十キロ走らざるを得ない「給油難民」にとって、自宅で夜間に充電完了する軽EVは生命線となりつつある。
特に太陽光発電パネルを屋根に載せる地方住宅との相性は抜群だ。昼間に貯めた電気を夜間に車へ充電し、災害時には車から家へ給電するV2H(Vehicle to Home)機能を標準装備したラッコは、防災拠点としての役割も果たす。過疎地の生活インフラを支える移動手段として、自治体からの大口受注も相次いでいる。