ネット上の情報や利用者の口コミにおいて、一部誤解されやすいのが「喫煙所の有無」と「公園が果たす真の都市機能」です。来園時のトラブルを防ぎ、安心・安全に利用するために正確な事実を押さえておく必要があります。
まず園内の喫煙環境について、厚木市では受動喫煙防止条例および路上喫煙防止の取り組みが進められており、公園内は原則禁煙となっています。かつて設置されていた灰皿等の位置関係について古い情報が残っている場合がありますが、現在は子どもが多く集まる広場や遊具周辺での喫煙は厳しく禁止されています。喫煙を希望する場合は、市指定の公衆喫煙所を利用するなどの配慮が不可欠です。
次に、公園のもう一つの重要な顔である避難場所・防災機能についてです。厚木中央公園は単なるレクリエーション施設ではなく、厚木市の大規模震災時における基幹的広域避難場所に指定されています。地下には、災害時に市民の生命線を支える耐震性緊急貯水槽(約1,500立方メートル規模)や飲料水兼用貯水設備、非常用自家発電装置、救助用資機材を備えた備蓄倉庫が埋設されています。
さらに、公園地上部は緊急車両の進入やヘリコプターの離着陸が可能なフラットな構造となっており、災害対策本部となる隣接の厚木市役所本庁舎と直結した救援活動拠点として機能するよう都市計画されています。日頃目にする広大な芝生や整然とした広場は、非常時の人命救助空間を確保するための緻密な設計に基づいているのです。