全国の動員数ランキングを語る上で欠かせないのが、一般に「日本三大花火大会」と称される長岡まつり大花火大会の動員数、大曲の花火 観客動員数、そして土浦全国花火競技大会の3大会です。首都圏のマンモス大会とは異なる立ち位置を持つこれら3大会の規模と性格を比較すると、興味深い構造が見えてきます。
この日本三大花火大会の規模比較から明らかなのは、全国花火大会 打ち上げ数ランキングで上位に君臨する諏訪湖(約4万発)やハウステンボス(約2万2,000発)と比較して、三大花火の打ち上げ数は1万8,000〜2万発程度と標準的な水準に留まっている点です。
打ち上げ数のみを単純に競うのではなく、1発あたりの玉の大きさ(正三尺玉など)や打ち上げ幅の広大さ(全長約2kmに及ぶフェニックス)、さらには花火師の技術水準の極致を追求しているからこそ、地方都市の開催でありながら新幹線やツアーバスを埋め尽くす数十万人規模の動員を毎年叩き出しています。