このゲレンデの再生を語るうえで外せないのが、運営を担う株式会社SURF93の手腕だ。閉鎖の危機に瀕していた施設を引き継ぎ、安全運行を最優先に据えた抜本的なリニューアルを敢行した。索道と呼ばれるリフトやゴンドラの保守点検には膨大な労力と最新技術が注ぎ込まれ、現在では極めてスムーズな運行体制が確立されている。
「滑り手の視点に立ったスキー場づくり」という運営理念は、ゲレンデ整備の隅々にまで浸透している。安全ネットの配置からパトロール隊の巡回ルート、初心者ゾーンと上級者ゾーンの棲み分けに至るまで、細やかな配慮が行き届く。ハードとソフトの両面から進められた改革が、来訪者の確かな信頼へとつながっている。