『寄生獣』浦上の正体と能力の理由とは?衝撃の結末や名言の真相を徹底解説

『寄生獣』浦上の正体と能力の理由とは?衝撃の結末や名言の真相を徹底解説

『寄生獣』浦上の正体と能力の理由とは?衝撃の結末や名言の真相を徹底解説についての真相を徹底解説します。

なぜ原作者の岩明均氏は、最強のパラサイトである後藤を倒した後の物語の締めくくりに、浦上という人間の快楽殺人犯を配置したのでしょうか。

それまでの物語は「地球外から現れた異種生物(パラサイト)vs 人類」という生物学的・生態系的な構図で進んでいました。しかし、後藤の死によってその脅威が去った後、最後に解決しなければならなかったのは「人間自身の心の中に巣食う怪物性との決着」だったのです。

浦上という鏡を前にして、新一は自らの暴力性や冷徹さに呑まれることなく、里美を愛し守るという「他者を思いやる心(人間性)」を選び取りました。浦上という絶対的な人間の悪意が存在したからこそ、『寄生獣』は単なるモンスターバトル漫画に終わらず、「人間とはいかなる生き物か」を証明する傑作として完結することができたと言えます。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。