13歳でスカウトされ、太田プロダクションから彗星のごとくデビューした吉川ひなの。90年代後半のファッションモデル業界において、彼女の存在は異彩を放っていた。フランス人形を思わせる圧倒的なルックスと天真爛漫なキャラクターで、雑誌やCM、テレビ番組を席巻。
1997年公開の映画『デボラがライバル』では映画初出演にして初主演を果たし、女優としても確固たる地位を築いた。若くして日本の芸能界の頂点に上り詰めた彼女だったが、過密なスケジュールとメディアの過剰な視線に晒される日々は、心身に大きな負担を与えていたという。当時の過酷な環境が、後に彼女を自然豊かなハワイへと向かわせる原動力となった。