中川投手のキャリアは、決して順風満帆な出来事ばかりではなかった。左肩の故障や怪我による長期離脱、思うように球が走らないもどかしさにさいなまれた時期も存在する。そうした苦しいリハビリ期間中、一番近くで励まし続けたのが彼女の存在だった。
「どんなに調子を引きずって帰宅しても、彼女と話すと自然と笑顔になれた」と周囲に漏らしていた通り、精神的な挫折を味わいそうな場面で大きな心の支えとなった。アスリートフードマイスターのような知識を独学で学び、毎日の栄養バランスを考え抜いた手料理で肉体面をアシスト。苦難を共に乗り越えた実感が確信へと変わり、最終的に「この人しかいない」と決意して結婚・入籍へと至った。