桂歌丸師匠の死因と最期の真相|Copd闘病と酸素ボンベ高座の全記録

桂歌丸師匠の死因と最期の真相|Copd闘病と酸素ボンベ高座の全記録

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『笑点』の大喜利コーナーで何十年にもわたり繰り広げられた、歌丸師匠と六代目三遊亭円楽さん(当時は三遊亭楽太郎)による「罵倒合戦」は、昭和から平成の茶の間を沸かせた国民的エンターテインメントでした。

「ハゲ」「ミイラ」「早く逝っちまえ」といった過激なブラックジョークは、お互いへの絶対的な敬意と信頼関係がなければ成立しない至高の掛け合いでした。歌丸師匠の逝去時、円楽さんが会見で大粒の涙を流しながら放った「ジジイ、早すぎるんだよ!」という悲痛な叫びは、日本中のお茶の間の涙を誘いました。

また、歌丸師匠は2006年から逝去する2018年までの12年間、落語芸術協会(芸協)の会長を務め上げました。当時は落語人気の低迷や劇場の集客難が危惧されていた時代でしたが、落語協会との垣根を越えた交流や、新宿末廣亭・浅草演芸ホールなどの定席寄席の活性化、さらには春風亭昇太さんをはじめとする次世代スターの抜擢と育成に尽力しました。

2018年7月に行われた告別式(横浜市・妙蓮寺)、そして8月に東京・青山葬儀所で行われた「お別れの会」には、政財界・芸能界関係者やファンを含め約2500人以上が参列。祭壇は師匠が好きだった緑色と落語の舞台をイメージして飾られ、多くの人々がその偉大な功績を称え、別れを惜しみました。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。