2026年1月に65歳の誕生日を迎えた柳葉敏郎のバイタリティは、衰えるどころか年々凄みを増しています。近年の出演動向を振り返ると、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインの父親・花田梅吉役を情理を尽くして演じ切り、日本中のお茶の間を涙で包んだことは記憶に新しい事実です。さらに映画『室井慎次』2部作の公開以降、シニア世代の孤独や責任、不屈の精神を体現できる日本屈指の本格派俳優として、映画界・演劇界からのオファーが絶えません。
現在も柳葉敏郎の活動スタンスは極めて明確です。東京に定住する気配は微塵もなく、秋田県大仙市(旧西仙北町)の自宅を本拠地とし、仕事のスケジュールに合わせて上京する生活を20年以上にわたって継続しています。朝一番の新幹線や秋田空港発のフライトで東京のスタジオや地方ロケ地に直行し、撮影が終われば真っ先に秋田の我が家へと戻る。この徹底したワークライフバランスこそが、彼の鋭敏な感受性と健康な精神を支え続ける源泉となっています。
芸能関係者の証言によると、現場での柳葉敏郎は若い共演者やスタッフに対して常に気配りを忘れず、自ら現場の空気を温めるムードメーカーとしての姿勢を貫いているといいます。「仕事は東京で命がけでやり、終われば愛する土と家族のもとに帰る」という生き方は、過密な芸能界において唯一無二のライフスタイルモデルとして業界内でも極めて高い評価を得ています。