アーティスト・宮野真守を語るうえで、劇団ひまわりと並ぶ重要拠点がキングレコードだ。2008年の本格的なアーティストデビュー以来、レーベルと所属事務所が見事なタッグを組み、男性声優ソロアーティストとして初の日本武道館単独公演を成功させるなど、前人未到の道を切り拓いてきた。
彼の活動領域はテレビの枠に収まらない。ブロードウェイ・ミュージカルや劇団☆新感線の大型公演など、本格的な舞台演劇のステージでも堂々たる主役級の輝きを放つ。声優という肩書きを保持したまま帝国劇場のセンターに立てるプレイヤーは、日本中を探しても稀有だ。事務所が長年培ってきた演劇界とのパイプが、宮野のエンターテイナーとしての野心と見事に共鳴している。