コミュニティやSNS上で度々議論されるのが、「ませてる」は褒め言葉なのかという論点です。結論から述べると、この言葉は文脈や受け手の世代によってニュアンスが大きく二極化します。
ポジティブに受け取られるケースでは、「頭の回転が速い」「コミュニケーション能力が高い」「礼儀正しく機転が利く」といった好意的な評価を含みます。親族や近所の大人から「おませさんで可愛いわね」と言われる場合は、愛嬌と聡明さを兼ね備えた存在として好意的に扱われています。
一方で、一部の周囲から「ませててうざい」と不快感を持たれる理由には、子供特有の未熟さと背伸びのギャップが関係しています。
大人の言い回しを真似していても、人生経験や情緒的深みが伴っていないため、他者の発言を上から目線で論破しようとしたり、同年代の無邪気な遊びを「子供っぽい」と小馬鹿にしたりする言動が出やすくなります。周囲の大人は「子供らしい素直さや謙虚さがない」「生意気で可愛げがない」と捉え、同年代の友達からは「輪を乱す仕切り屋」として反発を買ってしまう構図です。
ネット上の相談掲示板等では「ませた子は将来性格が悪くなるのでは」という極端な誤解も見受けられますが、これは成長過程における自我の表現方法のアンバランスさに過ぎず、適切な指導と受容によって成熟した社会性へと収束していきます。