スペイン・ラ・リーガにおいて、久保建英の存在感はもはや別格だ。レアル・ソシエダの攻撃のタクトを握る彼は、単なるチャンスメーカーにとどまらず、自ら試合を決めるスコアラーとしての凄みを増している。現地メディアは連日のように彼の去就を報じ、その契約解除金は1億ユーロ(約160億円)とも噂される。
久保の強みは、スペインのフットボール文化に完全に溶け込んでいる点だ。言語の壁がなく、ピッチ内外でリーダーシップを発揮する姿は、現地サポーターからも深く愛されている。かつてレアル・マドリードが手放した「神童」は、今や欧州中のビッグクラブが喉から手が出るほど欲しがる完成されたクラックへと変貌を遂げた。