2026年7月6日・7日、Mrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)が開催したスタジアムツアー『ゼンジン未到とヴェルトラウム〜銘銘編〜』国立競技場公演は、プラチナチケットを手にしたファンが熱狂に包まれる歴史的な夜となるはずでした。しかし、開演時刻が近づくにつれて会場の外周では異様な光景が広がっていきました。
最も深刻だったのが、チケットを入手できなかったファンによる「音漏れ参戦」です。国立競技場はオープンエアに近い構造を持つため、外部にも重低音や歓声が漏れ聞こえます。これを目当てに、会場に隣接する都立明治公園や周辺歩道、外苑橋付近に数百人規模の群衆が滞留。持参したレジャーシートや折りたたみ椅子を広げてピクニック状態を作り出し、一般の通行人や近隣住民の導線を完全に塞ぎました。
現場では歩行者の通行が著しく阻害されただけでなく、持参した飲食物の容器やペットボトル、吸い殻などのゴミ放置が散見され、景観の悪化と異臭トラブルが発生。事態を重く見た警備スタッフの退去勧告にも応じない集団が多数存在したため、最終的に警察官が複数名出動し、メガホンを使って解散を促す異例の事態へと発展しました。
さらに問題はスタジアムの外だけにとどまりませんでした。開演中のスタンド席およびアリーナ席において、禁止されているスマートフォンのカメラを掲げてステージや巨大LEDスクリーンを撮影・録画する盗撮行為が多発。終演直後からTikTokやX(旧Twitter)上にライブ映像が無断転載され、「公式ルールを無視した不正行為」として瞬く間に炎上しました。